イタリア旅行記~その2〜フィレンツェへ【雨の上がりのドゥオモ】

朝、順調にホテルを出発し、テルミニ駅に着くと、雷雨の音―そして、雨。

ギリギリで、雨を上手く避けた。

テルミニ駅

しかし、列車はなんと、50分遅れ。

鉄道の遅れに慣れっこのイタリア・ローマ駅は、20分遅れはじめてから表示は変わらなくなった。

待つ人々は、時計を見たりホームへ行ったり、駅構内へ戻ったり…。

私は、特に行き先に予約があるわけでもない。

と、ホームでのんびりしていたら、件の列車がもう行ってしまったのでは…と不安になった人々に、次々と声を掛けられた。

列車が来る頃には空は晴れ渡り、ローマは眩しいくらいの陽光で私を見送ってくれた。

雨のフィレンツェへ

途中、列車は、晴れたトスカーナの美しい緑のカーペットような丘陵の中を貼り抜けて行った。

が、次第に空は雲が広がり…フィレンツェに降り立って、ホテルへ行っているときは、大粒の雨が落ちてきた。

急げ!

とばかりに、ホテルに駆け込む。

チェックインして部屋に荷物を下ろして、さて、雨だけど、どこへ行こう?

外は、雨だしなぁ…そうだ、ドゥオモに行こう!

と思ったときに、前回、始めてイタリアへ来たときに、登る時間がなかったサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母大聖堂)が真っ先に思い浮かんだ。

そうだ、教会なら、雨は大丈夫だ。

と、行き先が決まったところで外へ出ると、雨は既に止んでいた。

とにかく呼び止められる日…

雨上がりからか、人はまばら…

フィレンツェ・カードを求めてインフォメーションを探していると、アフリカ系の人に、呼び止められて、

「インフォメーションを探している。(側の店を指しながら)ここか?」

と聞かれた。。

いつも私が道に迷っているときに限って、道を聞かれる。(日本でもだ。)

なぜだろう?

私も知りたい!と思ったが、わからない、と答えるしかなかった。

歩いているうちに、人が群れているところに気がつき、そこがインフォメーションだった。

その後、無事に大聖堂へたどり着く頃。

大粒の雨の直前

また大粒の雨…慌てて建物に駆け寄る。

そこで、大聖堂の入り口のメガネを掛けた係員に、呼び止められた。

「一人で来たの?パパは?ママは?」

…冗談にしても、ほどがあるだろう(笑)!!

ジョークのレベル(絶対にジョークに違いない、と思っている)にかなりの衝撃を受けながら(今までの旅の中で一番の衝撃)、テキトウに応対して、入り口を通り抜ける。

ドゥオモと最後の審判

フィレンツェのドゥオモのモザイクは、洒落ている

以前は、外から眺めただけ…ルネサンス様式の整然とした内部は、外の華やかさとは一変して、シンプルだ。

それが、逆に荘厳な雰囲気を強く放つ。

いよいよクーポラへ登っていく。

クーポラ内部の「最後の審判」は、一番下の教会から見上げても、よくわからないが、クーポラへ登っていく際に、よく見えてくる。

圧巻…

天井一面に広がる、 ジョルジョ・ヴァザーリおよびフェデリコ・ツッカリの世界最大のフレスコ画。

その素晴らしさに、上のへ行くことも忘れ、暫し見入ってしまう。

フィレンツェ・バラ色屋根の群れ、クーポラからの眺め

フィレンツェの街並み

階段を登りきって外に出ると、雨は止んでいた。

眼下には、雨に濡れて輝くバラ色の屋根の群れ。

周りを穏やかな緑色の丘陵が取り囲んでいる。

雲が切れて青空がのぞき、その緑の上に日が差し込んできた。

ドゥオモの外へ出る頃には、晴れるかも知れない。

そんな期待を胸にその景色を後にした。

さあ、散歩しよう!と、このときは思ったが、その後ピザを食べに行ってしまうのだった…

 

☆☆☆

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