ポルトガル旅行記~その6〜リスボン(ベレン地区、シントラ、ロカ岬)【”ここに地果て海始まる”】

~見たらきっと、冒険したくなる!
ポルトガルの旅の写真を動画にしてみました♪

この言葉を胸に、今すぐ、大西洋に飛び込んで、冒険の旅に出てしまいそうになる―

06:45 起床
07:20 朝食
09:15 ホテルでタクシーコール
09:25 タクシーでベレン地区へ
09:50 ベレンの塔
11:14 ジェロニモス修道院
11:50 パステイス・デ・ベレン
12:30 反対方向のカスカイス行きへ。。
12:34 ベレンの次の駅でタクシーを拾う
14:20 ホテル出発
15:15 シントラ王宮
17:37 ロカ岬
18:39 地獄の口
20:00 解散

この日は午前にベレン地区、午後二でシントラ・ロカ・カスカイスというリスボン・ハイライトの日程だ。

いろいろな素晴らしいものを見たのに、この日の手記は以下で始まる。

”ナタ最高!”

この触感!

私にとって食べ物の良し悪しは、舌触り…食感に掛かっている。

味はしつこくなく、マイルドな卵風味、加えて外側はパリッと、中はトロリ…なんとも絶妙な感触だった。

シナモンと粉砂糖のトッピングはお好みだが、私としては特に必要を感じなかった。

「テージョ川の貴婦人」ベレンの塔

白いドレスの裾を広げる貴婦人

この国の開始は時刻は、どこもたいてい10時だから、朝はのんびりできる。

ほとんど、朝食をまともな時間に取ることが出来たのは珍しい。

さらに、坂道がキツイのとタクシーが安いのが相まって、地下鉄を殆ど使わなかったから、朝早くから起きなくても良かったのだ。

今回の旅は、2日目から当初立てた予定とは異なる動きをしていたが、この日もジェロニモス修道院ではなく、ベレンの塔から見ることに変更した。

その理由は、塔から見る風景は、やはり朝一がいい。

司馬遼太郎が「テージョ川の貴婦人」と言った真っ白の塔だ。

このあたりはテージョ川の河口に近く、すぐそこはもう大西洋だ。

川幅は非常に広くどちらかと言うと磯の香りがして、海の雰囲気だ。

きらきら輝く川面

屋上に出ると、朝日が川面に反射してキラキラを光の粒を浮かべていた。

そこから約1キロ、発見のモニュメントまで歩くと完全に足場に覆われていて、修復中だった。

ここからベレンの塔は一直線でその間、1キロほど。発見のモニュメントからも白い塔がよく見えた。

広々とした川と青い空を眺めながらの散歩は清々しい。

壮大なジェロニモス修道院

すぐ着きそうなのに、なかなか入り口にたどり着かない

ジェロニモス修道院へ行くが、その正面にたどり着くのに結構な距離があった。

建物はすぐそこにあるように見えるのに、なかなか着かないと思ったら、建物が大き過ぎて近く見えただけだった。

修道院の前には噴水があり虹を放っていた。

川側と違い、あちらこちらに綿雲がぽっかり気持ち良さそうに漂っている。

建物の外装は白壁にオレンジ屋根。内部はマヌエル様式最高傑作だ。

16世紀着工の19世紀完成で、アズレージョは18世紀のもの。

ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念してエンリケ航海王子が建設した礼拝堂がこの元になっているらしい。

ここはガマの石棺と、カモンイスの石棺がある。

この修道院で一番素晴らしいと思ったのは、回廊だ。

ここを歩いていくと大航海時代に戻れそうな気がする

大航海時代の繁栄を閉じ込めた空間だ。

なぜか回廊には人が居なかった。

ここから中庭にかけてに空間は、まさに外界と完全に遮断されて、時をさかのぼり栄光の時代の声を聞かせてくれる。

そこは、にぎやかな船着き場…

ロープや航海で得た物の彫刻で埋め尽くされたアーチの傍ら―中庭との境界の間に立ち空を見上げると、カモメに群れが横切る。その瞬間に大航海時代に迷い込んだそんな気がした。

修道院の外へ出て、パステイス・デ・ベレン―ポルトガル一のナタの店に向かう。

相当な人で溢れて居た。まるで市場の競り状態だ。

それでも何とか望みのものを手に入れてホテルに向かう。

次の予定に間に合わすために、タクシーを探したが見つからず、行き当たりばったりで乗った列車は、ホテルがある場所とは反対方面だと気づき、一駅で降りる事に。

しかし、その降り立った反対方向の隣の駅ではタクシー乗り場があり、非常にツイていた。

詩人バイロンが讃えたシントラへ

緑を街が囲む

午後は、この度ファド以来のオプショナルツアーで、シントラ方面へ。

シントラは、かの詩人バイロンが「この世のエデン」と讃えたところだ。

日差しが明るく、緑がいっぱいの中にある色彩豊かな街は、きっと霧の多く夏の短いイギリスとはまるで別世界だと感じたのだろう。

シントラ王宮の中に入る。

ツアーのメンバーは、ガイドと私ともう一人の学生風の女性だけ。

カササギの間やアズレージョの歴史や、各国からの調度品の説明を2人だけで聴けると言う贅沢なツアーだ。

壁は一面、アズレージョ

中は、各時代のアズレージョが一気に見られて、そのそれぞれの時代の装飾はとても美しい。

王宮の外は、南のせいか街路樹としてヤシが目立つ。空いた時間は、街なかを散歩して過ごした。散歩するには最適な気候だった。

ここでガイドさんが、おすすめのお菓子を教えてくれた。

私はそのなかでケイジャーダを選んだ。これがなかなか美味しい。

日持ちすると言う事で家に持ち帰ったが、もっと買えば良かったと思った。

ポルトガル風のナタは日本(奥渋谷)で売っているのを発見して、買いに行ったが、ケイジャーダは見かけなかった。

欧州最西端ロカ岬で新たな旅の始まりを感じて

最果ての場所、そして、始まりの場所

ロカ岬に着いたのは、17時半を回っていた。

夕暮れ時だ。

このロカの風景は美しかった。

ここに集まった人々は、またそれぞれの旅へ出ていくのだろう

カモンイスの「ここに地果て、海始まる」の碑がある、ユーラシア最西端の場所は、海を望むと逆光に照らされて、碑の十字架に夕陽がちょうど当たり、神秘的な光景となって、私の記憶に焼き付いた。

ルジタニアの土地が力強く呼び掛けてきた、その声をカモンイスはこうした光景と共に聞いたのだろう。

日が沈んでいく・・・

カスカイスのそば、リュウゼツランの咲く道を下り、地獄の口で見たのを最後に荒々しい大西洋に別れを告げる。

バスの中で、大西洋に沈みゆく日を見た後、正面に14日月が輝いているのを見た。

ポルトに降り立ったとき見た半分の月は、満ちようとしていた。

時は熟した。私も新たなところへ旅立つときが来たのだ、そう感じた。

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